二次創作を始めた理由

無印を履修し、円堂の真っ直ぐさ、風丸の苦悩、鬼道の影山関係のあれこれ、豪炎寺の涙、吹雪の過去、佐久間、源田の強さへの執念、壁山の成長、不動の揺るぎない信念などなど……書きだしたらマジできりがないのでこのへんで。とにかく抑えきれない爆デカ感情は当時一緒にイナイレを履修していた仲間と語るだけでは足らず、pixivで二次創作を漁りまくっていたのですが、満たされるどころかあまりの神作の多さにどんどん「足りない」と思うようになりました。ただ、「足りない」と感じたところで無印は最近の作品ではないし、放送されていた当時に二次創作を描いていた方もほとんどが別のジャンルに移動していて、もうこの方達はイナイレ界隈にはいないのか………と絶望しました。（それでも二次創作を残しておいてくださって本当に感謝です。）
そこで今度はTwitterで現在イナイレ界隈にいるアカウントを片っ端から検索してなんとか命をつないでいたのですが、それでも心にもやもやした重いものを抱え続けていました。

高校時代、あることがきっかけで絵を描くことに恐怖を感じ始めました。スランプとは違うのですが、自分が自分の作品を作るという行為が苦痛になってしまって、自ら作品を作る機会を潰し、「授業のもので及第点さえ取れていればいい」という最悪な考え方をするようになりました。もちろんそれは本意ではなかったので、いつも心の奥底では「自由に絵を描いていたい」と思っていました。
こうしてずっと絵から逃げ続けた先に受験というものが待っていて、デッサンと向き合う毎日でした。（デッサンは作品を作るというより技術を身につける感覚が強く、描けば描くほど上達するのが目に見えてわかるので楽しかった）
受験期で必然的に鉛筆や筆を持つことが多くなり、講評でも少しずつ褒められるようになった頃、やっと絵に対する拒絶感が減ってきました。それと同時にイナイレに対する爆デカ感情も限界を迎えていました。そして最後のひと押し、受験勉強中に聴いていたイナイレの曲に勇気をもらい、「今の私なら二次創作できる！」「とにかくこの感動を広めなければ！（謎の使命感）」と思い、イナイレ垢を作りました。プロフィールはその時一緒にいた友人と考えました。笑
（思いっきり受験期ラストスパートの時期に二次創作を始めてしまったのは流石にアホです。真似しないでね…。）
記念すべき1枚目は佐久間次郎（真帝国）です。穴の空いた眼帯をめちゃ描きたくて…何より鬼道に追いつきたい、強くなりたい！の気持ちが歪んだ方向へいってしまったばかりに、自分の体を壊してでも皇帝ペンギン1号を打つ覚悟を決めた彼が最高にかっこよかったです。
鬼道が佐久間たちに謝った際に、苦しみと、僅かに残っている力を手にしてしまった後悔が混ざったような、そんな表情で「っっ！遅いんだよ！！！！！」というセリフがぶっ刺さりました。佐久間の悲痛な叫びです。

これですね。
眼帯の金属感（あそこが金属なのかは知らんが）が出るように意識して描いたのを覚えてます。あとはもうひたすらかっこよく、恐ろしくなるようにゴリゴリ描いてました。

という流れが大体の埖の二次創作の始まりです。描き始めてからはデジタルの勝手がわからず、それどころか自分の絵柄すらわからず、色々と迷走しておりますが…ご容赦ください…。とりあえずがむしゃらに突っ走ってます。それが1番楽しいことに気づいたので！

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。埖の超自語りでした。私が今の私になる要因が受験期にかな〜り凝縮されているので自然と受験期の話ばかりになってしまいます。
ちなみにイナイレの曲では「青春おでん」「青春バスガイド」「流星ボーイ」「マジで感謝！」「僕らのゴォール！」「元気になリーヨ！」をよく聴いていました。いや、全部めちゃめちゃ聴いてました。GO知らないのにGOの曲も聴いてました。イナイレの曲って元気出るからほんとに大好きです…………。キャラソンだと風丸と基山のが好きですね、超超超解釈一致です。聴いてない人、ぜひ聴いてみて下さい…ぜひ…ぜひ…！

では、二次創作の話はこのへんで…次はなんの記事書こうかな…多分今年の反省と新年の抱負あたりかな？ベタですが、妥当でしょう！

それでは👋